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絵画作品

桜花の導き (2020)
F10号 アクリル画
桜の花は、冬の厳しい寒さに耐えてこそ美しく咲く。
コロナ禍の下で懸命に生きる人々の姿と重ね合わせて描いた作品。
きっと、花咲く日が来ると信じて…。

大家族 (2023)
F4号 アクリル&ペン
世代、性別、の対立、そして社会の分断が起き始めている今だからこそ、僕はこの作品を作ろうと思い立った。
モチーフは勿論、日の丸(日章旗)であり
国全体を一つの家族に見立てて、このタイトル付けました。
皆で手を取り合って、時代を前に進めていこう…
そんな意識で制作しました。

木洩れ日の小径(2020)
F8号 アクリル画
この作品を制作していた頃のテーマが、『色彩の鮮やかさ』で
とにかく明るい強い色で、鮮やかに描くという事を意識して取り組んでいた。
題材は神社の裏手にあった小径で、
木立から射し込む陽の光に神々しさを覚え、作品にしてみた。

秘めた力(2019)
F6号 アクリル画
ハサミが紐でぐるぐる巻きにされている作品。
ハサミというのは本来の力を持ってすれば紐など簡単に断ち切れるもの。
しかし、その断ち切れるはずのモノに
巻かれていて、力を発揮できない。
人間も同じだ。
思い込みや根拠のない劣等感が自らを縛り、可能性を狭める…。
そういったものを絵画で表現しました。
【第29回全日本アートサロン絵画大賞展】で初めて入選した、思い出深い一枚。

温かな場所(2020)
S8号 アクリル画
温かな雰囲気に満ちたベーカリーを、暖色系で描いた作品

ぺらぺらぼう(2022)
F6号 油彩画
この珍妙なタイトル、奇抜な作品は何を意味するのか。
『のっぺらぼう』は目も鼻も口も無い妖怪としてお馴染みですが、こちらの作品は口だけが沢山ある。
「ぺらぺらと喋る」、「のっぺらぼう」を掛けて名付けたタイトルです。
ちなみに、「ぺらぺら」とは 流暢という意味の他、「薄っぺらい」という意味も含み、口だけが達者な人の事も指している。
あなたの周りに『ぺらぺらぼう』は居ますか?

捕まった男(2022)
F8号 アクリル画
解説するまでもなく、見たままの作品。
警察官の不祥事が頻発し、数多くニュースで報じられたことが、僕にこの作品を作るキッカケを与えた。
本物の警察官が犯罪に加担する時代…。
嘆かわしい。
(制服のまま手錠を掛けられることは殆んど無いが、見た目のインパクトを出すべく、このような構成になった。)

非安全地帯(2021)
F6号 アクリル+鏡シート
記者会見の場がモチーフとなった、この作品。
マイクの前にシート状の鏡が貼り付けてあり、正面から見ると鑑賞者自身の姿が映り込む仕掛けだ。
記者会見の場というのは、質問される側の姿は世間に丸見えであるのに対し、質問する側の記者などは姿や顔が表に出ない事の方が多い。
僕には、これが、ネット上など姿の見えない所から他人を叩いているユーザーと重なって見えたことが、この作品を作る動機となった。
自分は安全な場所から、他人を批評する。
その姿が鏡に映ったとき、どんな姿や表情をしていると思う?
そう問いかけたかった。
※ちなみに、この作品はコンテスト審査員に対する挑戦状的な意味合いもあった。
『第31回全日本アートサロン絵画大賞展』 入選作品

除け者(2022)
P10号 油彩画
『第32回全日本アートサロン絵画大賞展』 入選作品

憧憬(2023)
F8号 油彩画
壁際に置かれた鳥かごの中から、窓の外を見上げる小鳥…。
窓の外には大空を自由に飛ぶ鳥がいる。
「現実と憧れ」、「葛藤」がテーマになっている作品。
画面を二分割して描いた構図の作品は珍しいと思う。
この作品を発表した頃、過去の名画やSNS上を探しても同じような作品は見られなかった。
斬新な作品です。

Book was my teacher(2023)
F4 アクリル画
大切なことをたくさん教えてくれたのは、学校の先生よりも数多くの本だった…。
出逢ってきた「本」達への敬意と感謝を込めた。
シュールな作風で描いていた頃の作品。

空と海の出逢う場所(2020)
P6号 アクリル画
九州の自然風景のシリーズ
長崎県の風景を描いた作品。
空の青さと、海の碧が同化したように見えたため、このようなタイトルになってる。

断崖(2020)
F4号 アクリル画
こちらも九州の自然風景のシリーズで、
長崎県の平戸にある塩俵の断崖を題材とした作品。
色彩の鮮やかさがテーマの頃の作品で、
強烈な色を放っている。
